花の香りの調合再現例
 ・個人の感じ方により差があります。
 ・極簡単なものです。 実際の花の香気成分比は再現していません。
 ・花の香気は他に含まれる成分や、特徴づける微量成分の方が重要な場合があります。
 ・香気成分は一種の有機溶媒でもあるため、混合は不要なガラス瓶などの中で行うことが望ましく、
  スチロールなどプラスティック製品では、その材質を溶かしてしまうことがあります。
 ・香気の確認方法例: 混合した香気成分を綿棒に少し染み込ませ、これを短冊状に切った普通紙
  などにこすって少量付けます。 エチルアルコール分が揮発するように、少し風を当てるか、紙を扇
  ぐ動作をします。 エチルアルコールが揮発すると、本来の香気が十分現れるようになります。

  注:  原液は極めて濃度の高いものですので、直接かぎますと本来の香りとは違うアクセントも
     感じられます。 従って、まず最初に香りのトーンを見られるときは、ガラスのコップなどに
     たくさんの水 (消毒の塩素成分を除去した水、なければ市販の天然水) を入れ、これに極
     少量滴下し、良く混ぜてからガラス棒などに付着させて嗅いで見る、種類によってはコップを
     直接嗅ぐなどの方法をお試しください。 (例えば100mlの水に1滴(0.05ml)滴下程度。)
      また、使用するコップは飲用には使わない不要のものを使い、極微量でも香りが残ります
     ので、違う香りをお試しになる際は、中性洗剤などで良く洗ってから同様の方法でお試しくだ
     さい。 (単に水洗いではコップ壁に香りが残ります。)
      いずれにしても、ふと香りが漂うのが感じられる程度に極く薄くするか、揮発しにくい状態に
     して使うのがコツで、濃くして使いますとどうしても不自然な感じになりますのでご注意ください。


 花名            調合成分                      割合(体積比、例 1滴)
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バラ:         (1) β-フェニルエチルアルコール             1
             (2) ゲラニオール 10%/エチルアルコール       1

羽衣ジャスミン:   (20) ジャスミンラクトン 10%/エチルアルコール    1
             (15) インドール 1%/エチルアルコール         1

じんちょうげ:     (5) d−リナロール 10%/エチルアルコール      4
             (1) β-フェニルエチルアルコール             1

橙花:         (16) アントラニル酸メチル 10%/エチルアルコール  1
             (15) インドール 1%/エチルアルコール         1

ジョンキルすいせん:(16) アントラニル酸メチル 10%/エチルアルコール  1
             (5) d−リナロール 10%/エチルアルコール       1
             (15) インドール 1%/エチルアルコール         1

バナナ果実:     (40) 酢酸イソアミル 10%/エチルアルコール     1


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郵送パッケージサンプル
(写真をクリックすると拡大します。)

     

左から (1)β-フェニルエチルアルコール、 (2)ゲラニオール、 (5)d−リナロール、
     (11)酢酸ベンジル、 (15)インドール、
     (16)アントラニル酸メチル、 (20)ジャスミンラクトン、 (31)シンナミックアルコール、
     (40)酢酸イソアミル、 (43)バラ水


     

  (11)酢酸ベンジル、 (16)アントラニル酸メチル、 (20)ジャスミンラクトン を指定し、
  (15)インドール を添付した例。  右は中の小袋写真。

  (注: ご指定内容により組み合わせは異なります。
   (15)インドールは3品目以上ご指定された場合に添付します。)


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