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※注: ヒアシンスの香気成分フェニルエチルアルコールは、他にバラ、カーネーション、すずらんなどに
含まれ、これらに共通したみずみずしい甘い香りを演出しています。
フェニルアセトアルデヒド(ヒアシンスアルデヒド)は、ヒアシンス系の調香に重要な成分で、バラ
のような花香とグリーン調の香気を併せもちますが、この花の主香気成分ではありません。
シクラメンの原種は芳香種があり、受け継ぐものは芳香性。 |
ミニシクラメンには時折、香水のような上品な芳香のものが。 |
この桜草には、かなりはっきりした芳香があり良く香ります。 |
最近は12月頃から園芸店に出ている。以下4色連続掲載。 |
色の種類は赤紫、ピンク、白、紫、明紫、藤紫、水色など。 |
八重と一重があるが、筆者は素朴な雰囲気の一重が好み。 |
夕方から夜の芳香は力強く、遠くからでも香ってきます。 |
香りの良い品種が時折混じっています。品種改良で減少。 |
代表的な芳香花木。3月上旬に咲く。白花とピンクがある。 |
梅、ろうばいと並んで早春を代表する芳香と言えるでしょう。 |
水栽培でおなじみ。フェニルエチルアルコール゙などが香気成分。※注: |
種類により、香水のような上品な芳香を持つものが。 |
説明不要でしょう。 |
公園などでよく観察すると、実に多くの品種がある。 |
一重、八重、赤、白、桃白の2色咲き、緑系、しだれ、など。 |
本格的な春の香り。丈夫で暖地では戸外で大きくなる。 |
色も3原色揃って、いろいろな種類がある。香りも良し。 |
交配してタネから自分だけのオリジナル種も作れる。 |
この赤と黄の混じった品種は交配して種から育てました。 |
暖地では、球根で毎年出てきて、球根分けで増やせます。 |
Cheiranthus cheiri ヨーロッパでは土壁にも自生。これがWallflower名の由来 |
Lathyrus odorata, スイートピーは原種の芳香性を受け継ぐものに良い香りが。 |
日本では河原などによく自生している。芳香種がある。 |
Nicotiana x ニコチアナは暖地で越冬し、春から初冬まで咲くものもある。 |
素晴らしい芳香。挿し木のコツは、穂の切り口を少し乾燥。 |
Datura x candida, 夕方から夜にかけて、甘い香りを放つ。不思議な二重咲き。 |
Datura meteloides, この種の香りは特に優れており、爽やかな甘い香りを持つ。 |
日本にも自生している種類。発芽が遅いが、成長は早い。 |
早く大きくなり、木のようになる。有毒なので注意。 |
ダツラ(朝鮮朝顔)には多種あり。古く薬草とされた品種も。 |
これもジャスミンと呼ばれる。良い芳香。花が青→白へ変化 |
日本原産。我が国が世界に誇る花。多数の改良品種有。 |
その名のとおり、チョコレートのような香りがあります。 |
蘭には香り高いものが多い。カトレア、東洋蘭、芳香エビネも |
6月~7月にかけての芳香花木。海外でも種子が販売されている。 |
説明不要でしょう。多くの交配ユリ品種の親となっています。 |
種子はたくさんできるが、発芽遅く扱い難。自然に種子繁殖も。 |
春先早く3月下旬頃、黄色い花を一面に付ける。南仏カンヌでは2月 |
頃、山全体が黄色く染まるほど、香料を採るために植えられている。こ |
の花からグラースで香料抽出する。香気成分はアニスアルデヒド等 |
赤、橙、黄、紫、白など色に富む。紫系に良い芳香のものが。 |
原種に芳香に優れたものがあり、これを受け継ぐ品種は良い香りが。 |
品種改良が進むにつれて、香りの良いものが少なくなっていますが。 |
花は少々地味ですが、温室のあたり一面に芳香を漂わせるものも。 |
セロジネ 春、3~4月頃香りの良い花を咲かせる。品種によって香気に差が。 |
高砂ゆり 台湾から1929年頃に入ってきた外来種のゆり。鉄砲ゆりの仲間だ |
高砂ゆり が、非常に丈夫。やせた土地、半日陰、冬の低温に耐えて種子と球 |
高砂ゆり 根で繁殖する。日本ではあちこちで野生化。夕方特に良い芳香を |
高砂ゆり 漂わせる。花も大輪で、観賞用にも優れる。6~7月頃に群生して咲く。 |
葉も観賞用として美しく園芸店で良く見かける。チョコレート系の香り。 |
2月早春に咲く。花は地味だが芳香があり、好んで植える方も。 |
mirabillis jalapa 夕方芳香の強い花を咲かせ、一面に甘い香りを漂わせる。低温に |
mirabillis jalapa 強く、宿根と種子で良く増える。赤、白、黄と赤黄、赤白の混色が。 |
ただいまページ作成中です。 この後も内容を追加していきます。 |
花の魅力で忘れてならないのは、その芳しい香り。
香りに優れた花々を写真に収めました。その芳香が伝わらないのは残念。
ヒトなどの動物が、その香りを快く感じるように花の進化があったのか、
それとも、動物が花の香りを快く感じるように学習(進化)しているのか。
生き物は互いに助け合っていることを、こんなことからも感じます。
それでは、お茶でも飲みながら、のんびり眺めてください。
※タネから育てた花色々Part-1,2と一部重複するものがあります。
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