色水マジックをうまく演出するコツ
本ページの
色水マジックをうまく
演出するコツについては、具体的な例として「
ジュースで乾杯! ミラクルセット」を使って記載していますので、まず
こちら (
http://morinoneiro.jp/magic/bloglll/bloglll.html#demo ) の方を是非ご参照ください。
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最初は当たり前のようなこともやって見せて、だんだんマジックの一部を見せていき、お客さんが
タネを推理していくように持っていきます。タネの見当が付き始めたところで、これを
ひっくり返すようなものを出し、
推理を混乱させましょう。
本ページでご紹介しているものは、ページ
表示の都合があって、
重くならないように一連のマジックの
クライマックス部分だけを掲載していますので、実際に演出する際は急いでここへ行ってしまわないで、当たり前のものや、ごく簡単なもの、推理を混乱させるようなポイントになるものを置きながら、
徐々に不思議さを演出していきましょう。
マジックは、
口上や間の取り方も重要ですので、マジックのテーマになるようなもの(ジュース各種、果物各種、カクテル、ワイン、ウイスキー、ブランデーなど)の作り方やおいしい味わい方などの話題を取り混ぜて、
ゆっくりと進めましょう。
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これまでに見せていただいたTVの撮影や、プロのマジシャンの方の演出で学ばせていただいた、(この類の演出をするときの一般的な)手品を見せるときのコツを以下に列記します。
演出をするときのご参考にしてください。
手品を見せるときのコツ: (下方にも3点ほどリストしています。)
(1) 本番は観客から良く見えるよう、大きなグラス(容器)にたくさん入れる。
これができないときは、小さなグラスでよいが入れ物に7分目くらい、多めに入れる。
(「突然ワイン」は演出の都合で3~4分目くらいまでしか入れられませんが、少なくても不自然でないワイングラスやブランデーグラス、チューリップグラスのような底が広くなっている形状のものを使う。)
(2) グラスに強い照明を当てて、色が引き立つようにする。
(3) 背景に白いもの(白い服でもよい)を置いて、色が良く見えるようにする。
なお、当ページ本編個別の「マジックをうまく演出するコツ」はパスワードページ内にあります。 手品をお求めになった方は、同封の取説に記載されているパスワードを使って、こちらのリンクからお入りください。
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本ページ「9+節」の「ご縁をいただいた著名人のご紹介」では、TVなどで「一般の方に顔が知られている人」のうち、当ページにご縁のあった方々を紹介しています。
また、これまでに、他に一般の方の演出も何人か見せていただいています。 そこで学ばせていただいた「手品をうまく演出するコツ」のうち、こうした類のマジック全般に共通的な部分を、その時の感想などと共に、以下にご紹介していきたいと思います。
(ご縁をいただいた方のうち、コメントなどをくださった方には返信をしています。 このとき、その演出や公開ステージを見に来ても良いとおっしゃってくださる方は、時間と場所の都合が合えば伺って、その演出を参考にさせていただいています。)
[1] 文化祭
この日は、秋晴れの爽やかな風が吹く、穏やかな一日でした。
東京都区内で行われたある文化祭 (社会人主催のイベント) の科学マジック演出を見せていただきました。
観客は35人前後、来客同士知り合いの方が多いようでした。 同窓会のような雰囲気で、来客の皆さんがなごやかに談笑されている中、マジックが始まりました。
筆者も全く初めて見る種類のマジックがあり、何が起こるのか楽しみにして、集中して見せていただきました。
見学させていただいて感じたのですが、科学マジックの良い所は、
・錯覚やトリックではなく、
現実に起きている現象だということで、
まず準備の小道具が並べられていく間、何が起こるのかとワクワクしますね。
また、
・現象が目の当りで起きたときの不思議感、
・どうしてこういう現象が起きたのかを推測していく面白さ、楽しさ、
・現象のわけが分かったときの
演出者の工夫への感心 (「なるほど、うまくやっているな」というあれです。)
・現象が分からないときの「もやもや感」、もどかしい思い、
・タネが分かる/分からない に関わらず、「こんな現象や、手品利用があるのか」という
新たな発見、
気づき、
こんなこともあって、筆者も科学マジックの本をいろいろ読んだり、演出を見せていただいたりしています。
さて、今日の演出で学ばせていただいた、一般的に(科学系に限らず、多数の方々の前で)
マジックを演出するときのコツですが、
(4)動作はできるだけ
ゆっくり、
落ち着いて、何をやっているか観客にしっかり見せるよう努める。
(演出内容が分かりにくくなるので、慌てたり、速い動作を取らないこと)
(5) マジックには、「次に何が起こるのか
連想させるような名前」を付けて、紙などに書いて
掲示するとよい。
(6) バックミュージックがあると演出効果を高める。
これはマジックのテーマに
関係するような歌詞が含まれていると なお良い。
今日見せていただいた方は、こうした点の配慮をされていて、とてもうまく演出されていました。
上記のような点に注意すると良い、ということに気づかせていただいた次第です。
とても面白く見学させていただきました。 ありがとうございます。
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