赤
Sr
火気の取扱には
十分ご注意ください。
右の動画や写真の実験方法、容器の作り方はここ(レ)に掲載。ありふれた材料で簡単に作れます。
誕生日やパーティーのロウソクの代わりに、カラフルなキャンドルとして利用できます。
炎色反応実験 6色セット(レ)がお奨めです。
(ケーキなどに入らないよう、遠ざけて燃やしてください。) ↑赤紅(Li)、 赤(Sr)、 橙(Ca)、 黄(Na)、 緑(B)、
紫(K)の6色です。
また、燃料用のメタノール(当方では扱っていません)は有害性が強く、特に飲食物等に入らないよう御注意ください。
<<このやり方は簡単ですが防火対策を十分行って実験/演出し、 燃焼は短時間に留めてください>>
写真をクリックすると拡大表示します。
青い炎の中にいろいろな元素を含む化合物を入れると、対応したいろいろな色が出てきます。
これを実験してみると、花火の各色は何の元素の色なのかよく分かるようになってきます。
本ページでは見た目の微妙な色あいがうまく再現性できていないものもありますが、
やってみると、以下に記載したような鮮やかな色が出てきます。
夏休みの自由研究にもぴったり。
ルビジウム(Rb)追加 LiとCsの間のような紅紫 |
上写真のやり方はこちら 注意:燃料アルコールを追加 |
左から、なし、Li、Rb、Sr、 する時完全に炎が消えて |
Ca、Na、B、Cu、Cs、In、K いることを確認ください。 |
インジウム(In)追加 深い紫はInの炎色反 |
写真をクリックすると
拡大表示します。
この科学背景はこちらに、少しだけイントロが記載されています。パスワードページの2a-5 反射、透過/屈折、吸光 にも関連解説が含まれます。
アルコールランプの演出は少し工夫が必要です。 (例示元素はホウ酸アンモニウムのB (レ))
TV撮影にご利用いただきました
’12.8.7 (レ:クリック)
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1.炎色反応
炎色反応は、炎の中にある種の元素を含む化合物を入れると、炎がその元素特有の色を示す反応です。
こうした炎色反応を示す元素には、
・ストロンチウム(Sr)の赤、
・セシウム(Cs)の青、
・リチウム(Li)の赤紅、
・ホウ素(B)の緑、
・カリウム(K)の藤紫、
・カルシウム(Ca)の黄橙、」
・ナトリウム(Na)の黄、
・銅(Cu)の緑、
・インジウム(In)の青紫
などがあり、よく知られています。
炎色反応は、炎の中で熱せられた元素の最外殻電子が、そのエネルギーを受けて一つ外側の軌道に遷移し、この後電子がエネルギーを失って元の軌道に戻る際に、そのエネルギーを光の形で放出するために起きているものです。 2つの軌道間のエネルギーは、元素によって決まった値となっており、このエネルギー差が放出される光の波長を決めており、元素によって決まったそれぞれの光の色が見える原因となっています。
(この辺の詳細は、Na原子を例にして、パスワードページの 2a-5 反射、透過/屈折、吸光 で少し触れています。 パスワードは色水マジックのそれぞれに同梱されています。)
2.炎色反応の実験方法例
(火気の取扱には十分ご注意ください。 以下はビーカーの上で燃焼させるなど、周囲に防火の十分な配慮をして行っていますので、真似して危険なことにならないよう、特にご注意ください。 当方責任は負いかねます。)
以下の例では、見ばえを考えて、最も青くきれいな炎の出る「燃料用メタノール」を使って実験していますが、メタノールは飲用すると人体に危険で「劇物」に指定されていますので、一般家庭で実験してみるには、ガスレンジなどの青い炎の出るものを使う方がよいでしょう。 理科の実験室にあるブンゼンバーナーを使えれば最もよいのですが、このようなものはなかなか一般にはないと思いますので。 (炎に黄色い色が入ると、これに邪魔されて炎色反応が見えにくくなります。
黄色い炎は、炭素化合物の不完全燃焼によって発生します。)
なお、メタノールは飲用しなければ、手に付けたりしてもさほど危険なことはないのですが、劇物なので最近はサイホンコーヒーのアルコールランプ用燃料としてもあまり販売されていません。 エタノールは飲用危険性はより少ないのですが、例(スプーンにとって燃焼させる)のようにして燃やすと、分子量が大きいため、若干黄色い炎が混じることになります。
以下の写真は、柄の細長いスプーンにメタノールを7滴滴下し、点火した写真です。 このアルコールの量だと、きれいな青い炎が得られ、これを15秒ほど保持することができます。 アルコールランプは、下の写真のように(なぜか)黄色い炎が混じってしまい、炎色反応の輝きの薄いものでは、その色が見えにくくなってしまいます。
スプーンに燃料用アル メタノールは青い炎 アルコールランプは この写真のように、青一
コールを入れて点火 を上げて燃えます。 メタノールを入れても 色の炎にはなりません。
この原因と対策はこちら(ご参考)
アルミニウムなど、炎色反応が見られない金属線を用意し、この先端部分を細い棒に巻き付けてコイル状にします。反対側に持つ所を作ります。 炎色反応を見たい元素を含んだ化合物を、比較的濃い水溶液にし、このコイル状の箇所に付けます。 (化合物の例と、調合濃度例は下方に示します。) このコイル状の先端を青い炎の中に入れますと、数秒で水分が蒸発し、その後その化合物特有の炎色反応が見られます。 化合物が蒸発してしまうと、これで反応は終了、また溶液を付けて炎にかざせば何回でも見られます。 (※注記(追記)の(1)もご参照ください。)
なお、アルミニウムは炎にかざし続けると熱で溶けてきますので、あまり長時間炎に入れておかないよう注意しながら行います。 この類の化学実験ではよく白金線を使いますが、このような高価なものを使う必要はありません。
アルミニウム線を加工 コイル状にした先端 このように炎にかざす。 炎色反応の例
各種元素の化合物水溶液濃度は、比較的高い方がすぐに水分が蒸発して炎色反応は見やすくなります。
今回は、ストロンチウム、セシウム、リチウム、ホウ素、カリウム、カルシウム、ナトリウム、銅 の8種類の元素化合物を使って実験してみました。 この濃度は、各元素として1mol/l
となるようにし、それぞれの発色の強さが比較できるようにして実験してみました。 以下に各元素の化合物と、その水溶液濃度を記載します。
A: 塩化ストロンチウム SrCl2・6H2O 2.66g/10ml
B: 塩化セシウム CsCl 1.68g/10ml
C: 塩化リチウム LiCl 0.42g/10ml
D: ホウ酸 H3BO3 0.155g/10ml
(ホウ酸は水に溶けにくいので、これは 0.25mol/l の濃度です。)
E: ホウ酸アンモニウム (NH4)2O・5B2O3・8H2O 0.54g/10ml
F: 硫酸カリウム K2SO4 0.87g/10ml
G: 塩化カルシウム CaCl2・2H2O 1.47g/10ml
H: 塩化ナトリウム NaCl 0.58g/10ml
I: ヨウ化カリウム KI 0.78g/10ml
(ヨウ化カリウムは都合により、 0.47mol/l の濃度です。)
J: ヨウ化ナトリウム NaI 0.71g/10ml
(ヨウ化ナトリウムは都合により、 0.47mol/l の濃度です。)
L: 塩化カリウム KCl 0.75g/10ml
K: 硫酸銅 CuSO4・5H2O 2.50g/10ml
M: 塩化ルビジウム RbCl 1.21g/10ml
N: 塩化インジウム InCl3・4H2O 2.93g/10ml
注:
(1) ヨウ化カリウム(KI)、ヨウ化ナトリウム(NaI)、塩化カリウム(KCl)は、それぞれ硫酸カリウム、塩化ナトリウムとの色の対比用に用意したもので、それぞれの金属塩部分カリウム、ナトリウムが炎色を決めているものであることを確かめることができます。 (※注記(追記)の(2)もご参照ください。)
(2) 例えば硫酸カリウムの硫酸イオン/硫黄原子、ヨウ化カリウムのヨウ素イオン/ヨウ素原子、塩化カリウムの塩素イオン/塩素原子には依存せず、この3つは全て同じカリウムの炎色である藤紫色が出てくること、また塩化ナトリウムの塩素、ヨウ化ナトリウムのヨウ素には依らず、この2つは同じナトリウムの炎色である鮮黄色が出てきます。
(3) そうしたことを見るためには、これらカリウム塩やナトリウム塩の純度が高い必要がありますが、ここで用いたヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、塩化カリウムの純度はそれぞれ99.5%以上、硫酸カリウムは99.0%以上の高純度のものを用いています。 特にカリウム塩には精製にあたってナトリウム塩が残留しやすく、ナトリウム塩の炎色(鮮黄色)が非常に強いため、カリウム塩の炎色を見る場合には高純度のものを用いる必要があります。
(4) 1種の金属塩の炎色反応を見た後、他の金属の炎色反応を見るときは、金属線の先を切りコイル状の先端を新しく作り直すことをお勧めします。 前回の金属塩が残っていると、炎色が混じってしまうことがあります。
特に(3)で記載したように、ナトリウムの黄色の炎色は微量でも強い色の光を出しますので、残留しないよう注意する必要があります。
他に、ホウ素は酸化ホウ素の蒸発する温度が高いため残留しやすく、長期間緑色の炎色を出し続けます。(特に濃度の高いホウ酸アンモニウムは長く色が残ります。)
このようにナトリウムやホウ素の炎色反応を見た後は、金属線の先端を作り直すことをお勧めします。
夏休みなどの自由研究例ですが、
(1)炎色を決めているのは塩の金属側であることを確かめる。
これは例えばF:硫酸カリウム、I:ヨウ化カリウム、L:塩化カリウムの炎色を比較してみる、H:塩化ナトリウム、J:ヨウ化ナトリウムを比較するなどがあり、逆に塩化物で金属イオン側の違うものA,B,C,G,H,Lなどを比べてみる、同じくヨウ化物のI:ヨウ化カリウム、J:ヨウ化ナトリウムを比べてみる、といったものがあります。
(2)各金属イオンの発光の強さを比較する。
これは、原子の量が同じモル数になるように混合して、どちらの色が強く出るかで比較できます。
注意点としては、炎色を示す金属イオン量で比較することで、D:ホウ酸は他のもの(1mol/l)に比べて1/4の濃度のため、4倍量用いる必要があること、I:ヨウ化カリウムとJ:ヨウ化ナトリウムは他のものに比べて0.47mol/lですから、同じ金属イオン量にするためには、約2倍量を用いる必要があることです。 (※注記(追記)の(3)もご参照ください。)
また、実際には光のエネルギーに対する人間の目の比視感度も考慮する必要があり、緑や黄色は赤や青、紫よりも感度が高くなっています。
(3)なお、上記炎色反応の材料で以下のように光の3原色(R(赤)、G(緑)、B(青))が出せますから、混合割合によってはさまざまな色が出てくる可能性があります。
R(赤)はA:塩化ストロンチウム、G(緑)はE:ホウ酸アンモニウム、B(青)はB:塩化セシウムで見られます。但し、発光の強さが違いますので、うまい中間色を得たい場合には混ぜる量に加減が必要です。
蒸発のしやすさも違うので、中間色が見える微妙なタイミングの問題もあります。
(4)他に絵の具やインクの3原色CY(シアン)、MG(マゼンタ、赤紅)、Y(イエロー、黄)も以下で出てきます。
CY(シアン)はF:硫酸カリウム、I:ヨウ化カリウム、L:塩化カリウムで、 MG(マゼンタ)はC:塩化リチウムで、Y(イエロー)はH:塩化ナトリウム、J:ヨウ化ナトリウムで見ることができます。
これらも混ぜて発光の強さを比較すると共に、中間色が出るかをみるなどすると面白そうです。 もっとも、CYは光の3原色ではGとBが混合したもの、MGはRとBが混合したもの、YはRとGが混合したものなので、要はR、G、Bから出てくるのですが。
(5) この色が見えるしくみやその科学背景、炎色反応の科学はこちらに、少しだけイントロが記載されています。
また、パスワードページ側になりますが、2a-5 反射、透過/屈折、吸光にも関連解説が含まれています。
3.炎色反応実験用 化合物水溶液 お分けします。
これらの化合物の炎色反応の実際の色を見たいという方もいらっしゃるかと思いますので、これらの化合物水溶液を以下の手続にてお分けできるようにいたします。 ただし、実験は火気を用いて危険ですので、大人の方が付き添いの上、防火対策を十分行ってやってみてください。
本実験は写真の見栄えを考えて燃料用メタノールを使いましたが、家庭用ガスコンロの青い炎でも実験できます。
ホウ酸 H3BO3、 硫酸カリウム K2SO4、 塩化カルシウム CaCl2・2H2O、 塩化ナトリウム NaCl などは比較的入手が容易なものですが、塩化ストロンチウム SrCl2・6H2O、 塩化セシウム CsCl、 塩化リチウム LiCl はなかなか入手困難で、希少元素で高価なものもあり、一般にはあまり見かけるものではありません。
また、炎色比較用に用意したヨウ化カリウムは一時期入手制限がかかっており、一般には入手できなくなっています。 同様にヨウ素化合物であるヨウ化ナトリウムも一部入手困難な状況が発生しています。
下の写真のように、上記のA、B、C、D、E、F、G、H、I,J、L に示した濃度の各化合物を、各6ml(約120滴分)ほどを点眼容器に入れた状態でお分けします。( K: 硫酸銅 CuSO4・5H2O は劇物指定されている化合物ですので、お分けできません。)
こちらに示したきれいに炎色の出る方法では、1回に付き炎色反応材料溶液1滴を使い、これで約15秒の炎色を見ることができますので、この6ml入りでは各約120回(累計約1800秒=30分程度)の実験が行えます。
A: 塩化ストロンチウム D: ホウ酸 H: 塩化ナトリウム アルミ線 K: 硫酸銅 (劇物)
B: 塩化セシウム E:ホウ酸アンモニウム I :ヨウ化カリウム サンプル お分けできません。
C: 塩化リチウム LiCl F: 硫酸カリウム J:ヨウ化ナトリウム として添
(6ml) G: 塩化カルシウム L:塩化カリウム 付します。
I:ヨウ化カリウム、J:ヨウ化ナトリウム、L:塩化カリウムは色の対比用です。(上記本文参照 レ)
これらは前記注のとおり、それぞれ純度99.5%以上のものを用いています。
B:塩化セシウムは(当然ですが)原発事故以降で問題になっているような放射性のセシウムではありません。
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お求め方法: 以下のメール送信用文面をコピー&ペーストし、不要な品目行を削除し、費用総額を算出記入して以下のアドレスにメールにて連絡ください。 (添付ファイルを付けることは避けてください。) なお、以下必須記載事項に不備がある場合、申し訳ございませんが、一旦お受けできない旨を返信いたします。
メールあて先: order@morinoneiro.jp
(↑ジャンクメール防止のため@を全角にしています。送信時は半角@にしてください。))
なお以下の6色、7色セットがお奨めで、特に7色セットでは混合色実験などここに示したほとんどの実験ができます。
<<店頭でお求めの場合は同額ですが送料は不要で かかりません。>>
----- ここからメール送信用文面 ------
タイトル : 炎色反応実験用化合物(6ml) 郵送希望
morinoneiro.jp 炎色反応実験係御中
以下の炎色反応実験用化合物を郵送ください。 費用は以下を morinoneiro.jp殿指定の口座に振り込みます。
利用目的: 炎色反応の実験研究用。 目的以外の使用はいたしません。
↓不要な行を削除してコピペでご利用ください。
A:塩化ストロンチウム 26.6%水溶液 6ml 費用:¥1200 送料:¥400(6個毎まで¥400)
B:塩化セシウム 16.8%水溶液 6ml 費用:¥2100 送料:¥400( 〃 )
C:塩化リチウム 4.2%水溶液 6ml 費用:¥1400 送料:¥400( 〃 )
D:ホウ酸 H3BO3 1.55%水溶液 6ml (H3BO3 は現在お取扱いを停止しています。)
E:ホウ酸アンモニウム 5.4%水溶液 6ml 費用:¥ 950 送料:¥400( 〃 )
F:硫酸カリウム 8.7%水溶液 6ml 費用:¥ 400 送料:¥400( 〃 )
G:塩化カルシウム 14.7%水溶液 6ml 費用:¥ 400 送料:¥400(6個毎まで¥400)
H:塩化ナトリウム 5.8%水溶液 6ml 費用:¥ 300 送料:¥400( 〃 )
I:ヨウ化カリウム 7.8%水溶液 6ml 費用:¥1400 送料:¥400( 〃 )
J:ヨウ化ナトリウム 7.1%水溶液 6ml 費用:¥1250 送料:¥400(6個毎まで¥400)
L:塩化カリウム 7.5%水溶液 6ml 費用:¥ 400 送料:¥400( 〃 )
M:塩化ルビジウム 12.1%水溶液 6ml 費用:¥2900 送料:¥400( 〃 )
2024.5.2 こちらは残りが無いため特注になります。
N:塩化インジウム 29.3%水溶液 6ml (InCl3・4H2Oは現在お取扱いを停止しています。)
6色セット:A,C,E,G,H,L 各水溶液 6ml 費用: ¥3500 送料 : ¥400(簡易パッケージ)
7色セット:A,B,C,E,G,H,L 各水溶液 6ml 費用: ¥5100 送料 : ¥400(簡易パッケージ)
8色セット:A,B,C,E,G,H,L,M 各水溶液 6ml 費用: ¥6900 送料 : ¥400(簡易パッケージ)
2024.5.2 こちらは残りが無いため特注になります。
K,Naセット:F,H,I,J,L 各水溶液 6ml 費用: ¥2700 送料 : ¥400
Cl,I比較セット:A,C,H,I,J,L 各水溶液 6ml 費用: ¥4000 送料 : ¥400
↑不要な行を削除してコピペでご利用ください。
実験に当たっては、火気に注意して行い、万一の火気事故の場合、貴方の責を問いません。
また、実験用の化合物は、炎色反応を見る目的のみに使用し、点眼、点鼻、飲食には供しません。
服や肌に付けて使用しません。 服などに付いた場合、しみなどの原因となる可能性があることを承知します。
氏名: ※※ ※※ (以下例に従って記載ください。)
送付先住所: 〒※※※-※※※※ ※※県 ※※市 ※※区 ※※町 ※※-※※
送付先電話番号: ※※※-※※※-※※※※
(郵便物にお客様の電話番号が記載されます。 記載しないようにする場合はその旨を記述ください。)
メールアドレス: ※@※.※.※
合計費用:¥※※※※ 送料:¥※※※ 総合計:¥※※※※
----- ここまでメール送信用文面 ------
<<店頭でお求めの場合は同額ですが送料は不要で かかりません。>>
上記のうち、セットになっているものの詳細内容は以下のとおりです。
6色セット:A,C,E,G,H,L 各水溶液 6ml (こちらは簡易パッケージです。)
(前述A::塩化ストロンチウム、C:塩化リチウム、E:ホウ酸アンモニウム、
G:塩化カルシウム、H:塩化ナトリウム、L:塩化カリウム各水溶液6mlのセットです。)
7色セット:上記6色セットに加えて B:塩化セシウムの水溶液 6ml (こちらは簡易パッケージです。)
(上記6種各6mlに、B:塩化セシウム水溶液6mlを加えたセットです。)
8色セット:上記7色セットに加えて M:塩化ルビジウムの水溶液6ml
(上記7種各6mlに、M:塩化ルビジウム水溶液6mlを加えたセットです。)
(ルビジウムは大変高価な希少金属元素で、当方の在庫も僅かなため在庫無くなり次第終了します。
K,Naセット:F,H,I,J,L 各水溶液 6ml
(前述F:硫酸カリウム、H:塩化ナトリウム、I:ヨウ化カリウム、
J:ヨウ化ナトリウム、L:塩化カリウム各水溶液6mlのセットです。)
Cl,I比較セット:A,C,H,I,J,L 各水溶液 6ml
(前述A::塩化ストロンチウム、C:塩化リチウム、H:塩化ナトリウム、I:ヨウ化カリウム、
J:ヨウ化ナトリウム、L:塩化カリウム各水溶液6mlのセットです。)
また、上記送信文面中の%は正確には g/100ml×100 の意味です。(モル濃度mol/lとの関係を分かりやすくするためで、1mlあるいは1滴に含まれる塩の量が容易にわかるようにしています。)
6色セットは、上の6種類の色です。 (左から ストロンチウム、リチウム、ホウ素、カルシウム、ナトリウム、カリウム)
7色セットはこれにセシウムの青を加えたものです。 (セシウム、ストロンチウム共に放射性のものではありません。)
(←8色セットは更に左のルビジウムを加えたセットです。)
↑セシウム ↑ルビジウム 6色セットと7色セットが一番人気です。
(ルビジウムは大変高価な希少金属元素で、当方の在庫も僅かなため在庫無くなり次第終了します。
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撮影、舞台での演出に使用されるなど、量が必要な場合、個別対応いたします。 メールにその旨ご記載ください。 緑の炎は舞台では大変目を引く不思議なものになります。
20ml(6ml入りの3.3倍量)で費用は6mlの2倍、30ml(6ml入りの5倍量)で費用は2.5倍としています。送料は400円となります。
もっとたくさん必要な場合はご相談ください。 100mlで5倍程度の費用になり、送料は同じです。
技術相談・演出の工夫なども時給作業にて賜ります。 トライ/テスト用の材料費(常識的な使用量で)も含んだ時給設定もできます。 (TV局の撮影で材料費込みの演出検討の共同作業をしたことがあります。)
上の簡易パッケージは下の写真のような外観です。(6mlの6色セット、7色セットの外観を掲載)
予めご承知おきください。 (写真をクリックすると拡大します。)
6ml×6色セット 6ml×7色セット
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炎色反応実験セット(6ml×6色、6ml×7色)について、きれいなパッケージ版を作りました。
プレゼント用などにも使えます。 詳細はご相談ください。
6色セット(表) 6色セット(裏) 7色セット(表) 7色セット(裏)
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上記炎色反応実験用のKI、NaI取扱い注意事項や、3.11の原発事故に関連し、ヨウ素に関連する定量的な話については
< こちら http://morinoneiro.jp/kagakude/ennshokuhannnou/KI_NaI_IODINE.html >
「ヨウ素(ヨウ化カリウム KI、ヨウ化ナトリウム NaI)の定量的な話(炎色反応対比用)」 をご参照ください。
A~J,L: 6ml 塩化セシウム(CsCl) ヨウ化カリウム(KI)
良い炎色を引き出す実験のやり方は こちら(レ: クリック http://morinoneiro.jp/kagakude/ennshokuhannnou/flame1.html#youki) にも記載しています。
TV撮影にも利用していただき、リチウム(Li)、カリウム(K)、ホウ素(B)の3色について放映されました。
(テレビ朝日様 トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン 2012年8月7日(火)夜)
炎色を非常にきれいに引き出してうまく撮影されていますので、こちらの画像(クリック)もご参照ください。
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※注記(追記):
(1)アルミニウムなどの細い針金が入手できない場合:
アルミニウム線でなく、鉄やステンレスの極細線(0.3~0.5mmφ程度)も利用できます。 (極細でないとようじの先端などに巻きつけコイル状にする加工が困難です。)
こうした金属線は百円ショップやDIYショップ、東急ハンズなどで入手できます。 百円ショップ園芸コーナで0.35mmφのめっき鉄線を見かけましたが、これがアルミ細線に次ぐ炎色反応実験用針金の候補です。
(なお、真鍮(しんちゅう、=黄銅)は合金として銅を含んでいるため不適。)
鉄やステンレスは極細でも熱が伝わりやすいため、水で濡らした布を介して持つなど、「やけど防止」への注意を念入りにする必要がありますが、こちらの方が先端が劣化しにくく、炎色も長く見ることができます。
ただし安全性を考えてホームページではアルミの方で実験した例をご紹介し、サンプルとしてもアルミ線を付けています。
(2) ヨウ化カリウム(KI)、ヨウ化ナトリウム(NaI)の現品がヨウ素化合物であることを確かめる方法:
KI、NaIは酸化性物質や強い光によってヨウ素I2を遊離する性質があります。 これを利用して、それぞれ発送された現品(I:ヨウ化カリウム、 J:ヨウ化ナトリウム)が確かにヨウ素化合物であることを確かめることができます。
具体的には、I、Jの溶液1~2滴に過酸化水素水 (H2O2、3%水溶液が消毒用オキシドールとして販売されています。) を1~2滴加えます。H2O2はごく少量でも大丈夫です。 液が茶色になったのは遊離ヨウ素のためです。
これを更に確認するためには、ご飯粒などのでんぷん (片栗粉を水と一緒に加熱したものでもよい) を加えると、ご飯粒の周囲がヨウ素でんぷん反応によって濃い青紫色に染まってきます。 この反応によってご確認ください。
塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸カリウムなど、ヨウ素化合物以外の物質では、この反応は起こりません。
(届いた時点で光の作用でヨウ素が微量析出し薄い茶色になっている場合があります。ご承知おきください)
(3) 溶液は炎色に寄与する該当原子の数が1mol/l なるように調合することを基本にしており、以下の例外を除き、同じ量を付ければほぼ同じ原子数になるとお考えください。 硫酸カリウムは
K2SO4 ですから、原子数換算で同じ量にするため、K2SO4としては1/2 mol/lの濃度としています。 (前記内容に化合物化学式(含水塩はその分量も記載)とその水溶液濃度を記載しています。 計算によりご確認ください。)
例外:
・ホウ酸は溶解度が低いため濃度が上げられず、1/4 mol/l のホウ素原子数です。
・ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムはヨウ素化合物取扱い上の理由により 0.47mol/l の濃度としています。
(4) きれいな炎色を見るコツ:
ガスレンジの炎で実験を行う場合、炎の根元に近いところに当てた方が良い色が見られます。
また、針金が熱せられて赤くなりそうになったら、その直前に炎から遠ざけて、2~3秒さましてから再び炎に入れてやると炎色が出てきます。 何度かやっても色が出ないときは、これで終了ですので、先端が冷めたら再度溶液を付けて実験してください。
赤熱した状態で保持しても、先端が劣化するだけで良い炎色反応は見られません。
(5) 最後に、何色か混合するとどうなるか実験してみたいと思います。
この実験は、科学的にはあまり意味のあるものではありませんが、本サイトのメインテーマ(いろいろな分野に興味、好奇心を持ってもらう(レ: クリック)ことに対してはとても意味があります。
夏休みの自由研究などのオプションとして、色の3原色の混合(こちらの場合は光の3原色)と関係付けてやってみてはいかがでしょうか。
まず選んだ材料は比較的色味の薄い材料で、光の3原色(Red、Green、Blue)を選びました。
1色でも強いものがあると、これに負けて他の色が見えなくなります。 例えばNaの黄色を選んだ場合、相当薄くして用いないと、他の色が最後まで見られません。
赤は、発光度は低めですが鮮やかで色味の良い リチウム(Li)、緑は、燃焼の後の方で色の良くなるホウ素(B)、青はセシウム(Cs)を選びました。
青はセシウム(Cs)、これしか選択の余地はありません。
リチウム(Li、赤紅) ホウ素(B、緑) セシウム(Cs、青)
上の炎色反応実験のやり方はこちら
(レ: クリック http://morinoneiro.jp/kagakude/ennshokuhannnou/flame1.html#youki)
その他の写真や動画は取説に記載の
LiとBを混合したもの BとCsを混合したもの LiとCsを混合したもの
非公開ページにたくさん掲載しています。
ここで全部見せてしまうと自由研究の題材になりませんので、一例の写真を1枚だけ掲載するに留めておきます。 続きは実際に実験してみましょう。 特にLiとCsの混合はきれいな色合いが見られます。
R、G、Bの混合はR+G=Yellow、G+B=Cyan、R+B=Magentaですが、それぞれどこかに見られますか?
また、3色(Li:赤紅、B:緑、Cs:青)を混合したものはこちら(クリック (レ))に掲載しています。
他の材料についてや、各成分の比を変えた場合などについては、当方でもとても試しきれるものではありませんので、是非やってみて、ご自身のお気に入りの色の調合を作ってみてください。 (強い色は水で薄めて少な目に使うのがポイント)
今までに見たこともないような色や、不思議な色の変化が見られるかもしれません。
この炎色反応材料の入手:
この3原色の実験について、Li、Bは本サイトの6色セットの中に含まれます。 Csは7色セットの方に含まれています。
手品、実験をもっと見る(レ: クリック)
他にもいろいろな色と変化が見られます。
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(追記)
バリウム(Ba)とインジウム(In)の炎色反応をアルコールランプの青い炎で見た例
最後にBaとInの炎色反応の写真を掲載しておきます。 アルコールランプの青い炎に、アルミニウムの針金の先端に炎色反応材料を付けたものを入れ、炎色の変化を見ています。 撮影の関係でうまく表現できていませんが、バリウムは黄緑色、インジウムは深い青紫色(すみれ色と言ったらよいでしょうか)を示します。 (特にInはきれいな炎色なのですが、良い色を引き出すことが難しいです。)
アルコールランプの炎を他の妨害色が混じらない青一色にするのは工夫が必要ですが、アルコールランプの炎で炎色反応を見るためには、まずこれが第一歩です。
(写真3行目) このアルコールランプだけの青い炎は、炎色反応を示しているそれぞれの炎色との比較用に掲載しています。
バリウム(Ba) 黄緑色 インジウム(In) 深紫色
アルコールランプの炎 (青い炎になるよう工夫した後の撮影、炎色反応ありのものと比較用)
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アルコールランプの炎を炎色反応でうまく着色するコツ: (詳細はこちら(クリック レ))
写真ををクリックすると拡大します。
リチウム(Li)の赤紅 ホウ素(B)の緑 セシウム(Cs)の青 ナトリウム(Na)の黄
(この方法はこちら(クリック レ))
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この実験方法は
こちら
(http://morinoneiro.jp/kagakude/ennshokuhannnou/flame1.html)
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↑撮影協力 ~不思議な色の世界~ 色水マジック
12.8.7 テレビ朝日様 (レ:クリック)
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↓ この方法による炎色反応の引き出し方は http://morinoneiro.jp/kagakude/ennshokuhannnou/flame1.html#youki をご参照ください。