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8−10 マジック「突然ワイン!」に含まれるヨウ素について(予防用に服用しないでください) 2011.3.19
東北関東大震災(東日本巨大地震2011.3.11 14時46分)に遭われた方におかれましては、お見舞いを申し上げます。
また危険を冒して原発の事故対策に当たられている方々に感謝いたします。
この震災の二次災害、福島原子力発電所の放射能漏れ事故に関連して、マジック、「突然ワイン!」の成分の一部であるヨウ素について記載します。
要点としては次のとおりです。
本マジックの一部には、1セット当たり化合物の形でヨウ素が単体換算で約200mg含まれていますが、これを予防用として服用なさらないようにお願いします。(当然、放射性ではありませんが。)
また、万一誤って飲用などで本手品の成分を摂取した場合の影響ですが、例えば500ml作成したうちの50mlを誤飲した場合でも、12歳以上の人に当該放射線対策で1日に処方するヨウ素量の0.2倍、1〜3歳に1日に処方する量の0.8倍、1歳未満処方量の1.7倍程度であることを念のため記載しておきます。
(ただし誤飲用した場合には、過剰摂取の問題等もありますので医師に相談し、上記成分と飲用量を伝えてください。)
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福島原発の放射能漏れ事故に関連して、近隣の酪農、農産物(福島県産の牛乳と茨城県産のホウレンソウ)から、食品衛生基準法上の暫定基準値を超える放射線量が検出されたという政府発表がありました。('11.3.19 16:08頃)
放射能(放射線)漏れ事故では、まず放射性ヨウ素の人体内取り込みによる体内被曝が、最初に予防するべき問題と考えられており、こうした物質(化合物)に触れない対策が最も重要ですが、大気や水、食品他から微量取り込む可能性に対する一般的な対処としては、自然界に通常存在する元素的に安定した(放射線を出さない)ヨウ素の過剰摂取による、外部からの放射性ヨウ素を取り込ませない対策が取られています。
ただし今回の場合、検出された放射線量は微量とのことですから、あわてずに今後の情報に注意して、公式の発表に基づいて対処するようにしましょう。
また、ヨウ素は過剰摂取に対する副作用もありますから、今後万一「ヨウ素剤を服用してください」というような事態になった場合でも、この過剰摂取の副作用の点も考慮し、公式の発表に従った用法や医師の処方に基づいて服用しましょう。
さてこうした問題に関連して、本サイトで扱っているマジック「突然ワイン!」が、ヨウ素をヨウ素化合物の形で含んでいることを取扱説明書に記載しております。
本マジックは、こうした問題に対する予防としてのヨウ素を処方するために調合されているものではありませんので、予防用としての服用はしないようにお願いいたします。
なお、念のためそのヨウ素含有量を以下に記載しておきます。 問題になる量ではないと考えられますが、万一これを誤って飲用してしまった場合には、以下の情報をもって医師などにご相談いただくようお願いいたします。
−−−−−
本マジックの「発色液」にはヨウ素化合物の形で、ヨウ素(原子量127(注※)、放射性ではない)が
約200mg(発色液 1本10ml中につき。 また正確には、調合時の計算質量でヨウ素換算208mgです。)含まれています。
また、マジックとして演出するためにまずこれを50倍に希釈しますから、マジックの溶液全量は500mlになり、その500ml中のヨウ素換算量が200mgということになります。
これは以下に引用している情報の中で下表の対比するように、例えばマジックとして500ml作成したうちの50mlを誤飲用した場合、12歳以上の人が当該放射能対策で1日に処方されるヨウ素量の0.2倍、1〜3歳未満で1日に処方される量の0.8倍、1歳未満の量の1.7倍程度となります。 (ジュースやワインとは味が違うので50mlも誤飲用することはないと考えられます。)
放射線障害に対する緊急摂取の推奨用量
年齢 ヨウ化カリウム (mg) ヨウ素酸カリウム (mg) 本マジック50ml摂取時のヨウ素等価量(左記数値の何倍かで示す)
12歳以上 130 170 0.206倍
3 - 12歳 65 85 0.412倍
1 - 3 歳 32 42 0.833倍
1歳未満 16 21 1.667倍
また、作成した全量500mlを飲用した場合には、12才以上の方が緊急摂取の1日の推奨値としている量の約2倍(正確には2.06倍量)の摂取量になります。 (以下に関連する情報のうち重要な部分を引用します。)
なお、こうした放射能・放射線への対処の必要がなく、通常時にヨウ素を長期にわたって取ってもよいとされる最大許容摂取量は1日3mgと言われています。(以下引用の2006/10/12 文部科学省 事業評価書「食品成分の分析・定量事業」より) 上記のヨウ素(ヨウ素化合物)処方量は、こうしたアクシデントの際などに短期的に服用してもかまわない量と考える必要があります。
また逆に(余談になりますが)、ヨウ素が体内に欠乏している状態では、こうしたアクシデントで飛散してきた放射性ヨウ素を取り込む準備ができている状態になっていると考えられますから、万一の飛散事故の際にはヨウ素が慢性的に体内で不足しない状態にあるように、少なくとも同評価書で記載されているような摂取推奨量の数値(0.15mg/日)は取っておくことが望ましいと考えられます。(注※2)
なお、引用したヨウ素処方量、摂取量と対比するため、次の事実を記載しておきます。
ヨウ化カリウム(KI)には76.5%、 ヨウ素酸カリウム(KIO3)には59.3%、ヨウ化ナトリウム(NaI)には84.7%がヨウ素(I2)の分量として含まれています。 ここで挙げたヨウ化カリウム(KI)、 ヨウ素酸カリウム(KIO3)、ヨウ化ナトリウム(NaI)は、以下引用(原子力安全委員会、Wikipedia、文部科学省、厚生労働省より)のように、放射能/放射線への障害予防用、緊急対策用として用いられている化合物です。
また、マジックを演出するための成分として、別に酸(食品にも用いられている安全な酸です)が含まれています。 念のため付加情報として記載しておきます。
−−−−−
※注: 放射性ヨウ素として問題になっているものはヨウ素131。(原子量131、放射性ではないヨウ素127よりも中性子が4個多く原子
核に存在する。)
ヨウ素127は原子核中に陽子53個、中性子74個が入っており、放射性のヨウ素131は同じく陽子53個で中性子が78個含ま
れている。 放射性ヨウ素131はβ線(電子)とγ線(X線)を放出してキセノン131に変化する。
放射性ヨウ素131が体内に取り込まれるとこのβ線、γ線が細胞の遺伝子を傷つけ、主にヨウ素がホルモンとして有機ヨウ素の
形で体内に蓄積され、甲状腺の発がんの原因となる。)
※2注:イソジンなどの名称で知られる「ヨウ素系うがい薬」は、製品1ml中に有効ヨウ素7mgが含まれていると記載されています。 成
分量から逆算して、0.02ml(およそ1滴の2/5)でほぼ1日の推奨量、0.43ml(ほぼ9滴)で1日の長期許容最大摂取量にな
ると考えられます。 しかし、こちらのヨウ素はヨウ素でんぷん反応を示すことからもわかるように、殺菌力の強いヨウ素単体の形
で存在していると考えられますので、摂取すると人体に有害です。 他にも殺菌剤などが配合されているようですが、これは現在
いろいろなところに注意喚起の関連情報が掲載されているとおりです。
ヨードチンキとして知られる傷の消毒薬は、ヨウ化カリウム水溶液にヨウ素他を溶かしたものですが、同様に殺菌を目的としたも
ので、万一飲用摂取した際の人体への有害性は同様と考えられます。
以上、震災の二次災害、福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故に関連して、放射能による甲状腺発がんの予防対策として一般的に処方されるヨウ素製剤に関する予備知識、 兼 マジック「突然ワイン!」の用法注意事項、同マジックに含まれるヨウ素等価量とその安全性に関する説明でした。
参考文献:
以下は本記載に関連する「原子力災害におけるヨウ素剤の服用」に関連する参考ページで、重要な点については部分引用しています。
−−−−− ここから 引用開始 −−−−−
原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について
平成14 年4 月 原子力安全委員会 原子力施設等防災専門部会
出典: http://www.nsc.go.jp/bousai/page3/houkoku02.pdf
(以下重要な部分を引用)
3.安定ヨウ素剤による効果
放射性ヨウ素は、呼吸により吸入され気道に沈着し、気管支及び肺から迅速に体循環に移行し、また、吸入された放射性ヨウ素の一部は、咽頭部にも沈着し、食道を経て消化管から吸収され、体循環に移行する(19,20,21)。取り込まれた放射性ヨウ素の約10〜30%は、24時間以内に甲状腺に選択的に集積し、残りの大部分は主に腎臓より尿中に排泄される(21)(参考資料−図T)。
なお、我が国においては、医療現場などでの放射性医薬品であるヨウ素の服用による知見等から、日常の食生活において、コンブ等からヨウ素を摂取する頻度が高いため、放射性ヨウ素の甲状腺への取込みは少なくなることが知られている(22)。
甲状腺に集積した放射性ヨウ素は有機化され、一定期間、甲状腺内に留まる。一般に、成人の甲状腺でのヨウ素の生物学的半減期は約80日で、19歳以下の若年者では成人のそれと比べて短い(23)。
健康な成人が安定ヨウ素剤を服用すると、服用後1ないし2時間以内に、その尿中排泄濃度は最大となる。その後、時間とともに尿中ヨウ素排泄量は漸減し、72時間後には、服用した安定ヨウ素剤のほとんどが体内から排出される(24)。
安定ヨウ素剤予防服用による、放射性ヨウ素の甲状腺濾胞細胞への取込みを低減させる効果は、高濃度の安定ヨウ素との共存により、血中の放射性ヨウ素の甲状腺濾胞細胞への取込みと競合すること(25,26,27,28,29,30,31,32)や細胞内へのヨウ素の取込み抑制効果(33)により、放射性ヨウ素の甲状腺濾胞細胞への選択的な集積を減少させる(参考資料−図U)。成人では、安定ヨウ素剤として広く用いられるヨウ化カリウムの製剤は、少なくとも30 mg の服用量で、放射性ヨウ素の甲状腺への集積の95%を抑制することができる(34)。
放射性ヨウ素が吸入あるいは体内摂取される前24時間以内又は直後に、安定ヨウ素剤を服用することにより、放射性ヨウ素の甲状腺への集積の90%以上を抑制することができる(25,26,27,28,34)。また、すでに放射性ヨウ素が摂取された後であっても、8時間以内の服用であれば、約40%の抑制効果が期待できる(34)。しかし、24時間以降であればその効果は約7%となることが報告されている(34)。
また、この効果は、安定ヨウ素剤服用後、少なくとも1日は持続することが認められている(25)。
−−−−−−−−−−−−
Wikipedia ヨウ素剤
出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0%E5%89%A4
(以下重要な部分を引用)
ヨウ素剤(ヨウそざい、英: Iodine tablet)は、ヨウ化ナトリウムやヨウ化カリウムの製剤として内服用丸薬、シロップ薬、飽和溶液 (saturated solution of potassium iodide: SSKI)、粉末状の塩等として製剤される他、アルコール溶液やポリビニルピロリドンとの錯体として製剤される。 放射性同位体の崩壊を利用し放射線医学試薬として、または安定同位体を利用して原子力災害時の放射線障害予防薬や造影剤の原料として用いられるほか、強い殺菌力を利用し消毒薬、農薬などに用いられる。
原子力災害時の放射線障害予防薬
ヨウ素は同位体の種類が多く(ヨウ素の同位体を参照)、その大半が放射性同位体として知られているが、自然に存在するヨウ素のほぼ100%が安定同位体のヨウ素127 (127I) であり、「安定ヨウ素」と呼ばれる。安定ヨウ素はカリウム塩の「安定ヨウ素」製剤として、丸薬または内服液として用いる。
大量にヨウ素を摂取した場合、甲状腺にヨウ素が蓄積される。それ以後にさらにヨウ素を摂取しても、その大半が血中から尿中に排出され、甲状腺に蓄積されないことが知られている。 それを応用したのが、放射線障害予防のための「安定ヨウ素剤」の処方である。 非放射性ヨウ素製剤である「安定ヨウ素剤」を予防的に内服して甲状腺内のヨウ素を安定同位体で満たしておくと、以後のヨウ素の取り込みが阻害されることで、放射線障害の予防が可能である。この効果は本剤の服用から1日程度持続し、後から取り込まれた「過剰な」ヨウ素は速やかに尿中に排出される[3]。 また、放射性ヨウ素の吸入後であっても、8時間以内であれば約40%、24時間以内であれば7%程度の取り込み阻害効果が認められるとされる[4][5]。
なお、放射性ヨウ素の被曝による甲状腺の障害は、甲状腺の機能が活発な若年者、特に甲状腺の形成過程である乳幼児においてに顕著であり、40歳以上では有意ではない[6]ため、本剤の投与は40歳未満の者に対してのみ行われる[3]。国際原子力機関 (IAEA) の基準では本剤の適用範囲を年齢・性別を問わずに適用としているが、世界保健機関 (WHO) の基準では40歳未満としている。日本においては、日常的にヨウ素を多く含む海藻類の摂取が日本以外の国と比較して多く、過剰摂取回避に注意する必要がある。
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Wikipedia ヨウ化カリウム
出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E5%8C%96%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
(以下重要な部分を引用)
原子力災害時の放射線障害予防薬として。 [編集]
詳細は「ヨウ素剤」を参照。
非放射性のヨウ素をカリウム塩にしたものを「安定ヨウ素」製剤として用いる。
本剤に副作用は少ないが、ヨウ素への過敏症や、甲状腺機能異常を副作用として惹起する可能性がある。
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Wikipedia ヨウ素酸カリウム
出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0%E9%85%B8%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
(以下重要な部分を引用)
用途
一部の国では、甲状腺異常予防のため食卓塩や乳児用粉ミルクに添加される。
また、臭素酸カリウムと同様、パンの改良材として用いられる場合がある。
放射線対策
放射能で汚染されたヨウ素が甲状腺に集まる前に、甲状腺のヨウ素を飽和状態にする効果があるため、放射線療法や放射能漏洩を伴う原子力施設事故の際に使用される[1]。アイルランド、シンガポール、アラブ首長国連邦などでは錠剤の形で備蓄され[2]、高温多湿の環境下の貧困層に届けられている[3]。アイルランドでは、イギリスのセラフィールド再処理施設の事故の際には実際に国民にヨウ素酸カリウム錠が配布された。
放射線障害に対する緊急摂取の推奨用量[4]
年齢 ヨウ化カリウム (mg) ヨウ素酸カリウム (mg)
12歳以上 130 170
3 - 12歳 65 85
1 - 3 歳 32 42
1歳未満 16 21
[4]Guidelines for Iodine Prophylaxis following Nuclear Accidents, World Health Organization, Update 1999
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Wikipedia ヨウ化ナトリウム
出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E5%8C%96%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
(以下重要な部分を引用)
ヨウ化ナトリウム、sodium iodideは化学式が NaI と表される、白い固体状の塩である。ナトリウムのヨウ化物。フィンケルシュタイン反応と呼ばれるハロゲン交換反応の反応剤として、有機ヨウ素化合物の合成に用いられる。ヨード欠乏症の治療、放射線の検出などへの用途も知られる。
用途: ヨウ化ナトリウムはヨード欠乏症の治療と予防のために使われる。
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Wikipedia ヨウ素
出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0
(以下重要な部分を引用)
日本は国民保護法に基づく国民の保護に関する基本指針により、核攻撃等の武力攻撃が発生した場合に武力攻撃事態等対策本部長又は都道府県知事が、安定ヨウ素剤を服用する時期を指示することになっている。 なお、独立行政法人放射線医学総合研究所は、たとえヨウ素を含んでいてもうがい薬や消毒剤など、内服薬でないものは「安定ヨウ素剤」の代わりに飲んだりしないようにとしている[1][2]。
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文部科学省事業評価書(平成19年度新規・拡充事業等)政策目標4 74 食品成分の分析・定量事業
「食品成分の分析・定量事業」 作成者:文部科学省 作成日:2006/10/12
出典: http://www.mext.go.jp/a_menu/hyouka/kekka/06091508/077.pdf
(以下重要な部分を引用)
日本人の食事摂取基準
I ヨウ素 欠乏しても摂り過ぎても甲状腺障害に。
推奨量150μg/日 上限量3000μg/日
Mo モリブデン 欠乏すると頻脈、頭痛、摂り過ぎると高尿酸血症など。
推奨量25μg/日 上限量300μg/日
Cr クロム 欠乏すると高血糖、動脈硬化など。
推奨量40μg/日
Se セレン 欠乏すると心筋症、摂り過ぎると脱毛、爪の変形など。
推奨量30μg/日 上限量450μg/日
V.H ビオチン 欠乏すると皮膚炎、脱毛など。
別名ビタミンH 目安量45μg/日
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重篤副作用疾患別対応マニュアル 甲状腺機能低下症 平成21年5月 厚生労働省
出典: http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0905006.pdf
(以下重要な部分を引用)
ヨード含有食品あるいはヨード含有医薬品:ヨードは甲状腺ホルモンの重要な原料だが、もともとヨード充足地域である我が国(主な食品のヨード(ヨウ素)含量と日本人におけるヨウ素の食事摂取基準:表1、2)ではヨード摂取でホルモン過剰となることはほとんどない。
表1 主な食品(可食部100gあたり)のヨウ素含有量
植物性食品 動物性食品
食品 ヨウ素(μg/100g) 食品 ヨウ素(μg/100g)
こんぶ 131000 いわし 268
わかめ 7790 さば 248
あまのり 6100 かつお 198
大豆、国産 79 バター 62
あずき 54 鶏肉 49.9
こめ、精白米 39 鶏卵、卵黄 48
グリーンピース、生 20 あじ 31.2
食パン 17 牛肉 16.4
さつまいも 9.3 豚肉 17.8
たまねぎ 8.4 普通牛乳 6
(五訂 日本食品成分表 食品成分研究調査会編参考資料:「医歯薬出版」のデータより引用)
表2 ヨウ素の食事摂取基準(μg/日)
性別 男性 女性
推奨量 目安量 上限量 推奨量 目安量 上限量
年齢 (RDA) (AI) (UL) (RDA) (AI) (UL)
0〜5(月) - 130 - - 130 -
6〜11(月) - 170 - - 170 -
1〜2(歳) 60 - - 60 - -
3〜5(歳) 70 - - 70 - -
6〜7(歳) 80 - - 80 - -
8〜9(歳) 100 - - 100 - -
10〜11(歳) 120 - - 120 - -
12〜14(歳) 140 - - 140 - -
15〜17(歳) 140 - - 140 - -
18〜29(歳) 150 - 3000 150 - 3000
30〜49(歳) 150 - 3000 150 - 3000
50〜69(歳) 150 - 3000 150 - 3000
70以上(歳) 150 - 3000 150 - 3000
妊婦(付加量) +110 - -
授乳婦(付加量) +190 - -
・推奨量(RDA, Recommended Dietary Allowance):ある性・年齢階級に属する人々のほ
とんど(97〜98%)が1日の必要量を充たすと推定される1日の摂取量。
・目安量(AI, Adequate Intake):ある性・年齢階級に属する人々が、良好な栄養状態を
維持するのに十分な量。 (特定の集団において不足状態を示す人がほとんど観察され
ない量)。
・上限量(UL, Tolerable Upper Intake Level) :ある性・年齢階級に属するほとんど全
ての人々が、過剰摂取による健康障害を起こすことのない栄養摂取量の最大限の量。
−−−−− 以上 引用終了 −−−−−
なお最後に、これは筆者のより安全側に偏った考え方ですが、今はワカメやコンブなどに自然界のヨウ素が多く含まれており、日本人はこれを日常的に摂取しているので、比較的こうした放射性のヨウ素は摂取されにくいと言われていますが、それよりも今後の方が気になります。
こうした海藻類にヨウ素が多く含まれているということは、万一原発の放射性ヨウ素が大量に海洋に流出した場合には、逆に海藻類がヨウ素を取り込み濃縮しやすいということでもあり、こうした問題の放射性のあるヨウ素も取り込みやすいわけで、結果として問題の放射性ヨウ素131を含んだ海藻類はしばらくは安全でないということになってしまいます。
もっとも、放射性ヨウ素131の半減期は8.1日と比較的短いですから、その放射性は急速に減少し、1年もすれば全く問題のないレベルに下がるものと考えて良さそうですが、今後当面はそうした問題の方を懸念し重視して考えていた方がむしろ安全ではないかと思います。
海洋の放射能の量(放射性物質量)や放射線量、(また今は牛乳や野菜の放射線量が問題になっていますが)「海藻類の放射線量も測定した」というような情報の方に気を付けておくべきではないかなと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ヨウ素に関する注意点ついては、次もご参考ください。
炎色反応実験用ヨウ化カリウム KI、ヨウ化ナトリウム NaI溶液に含まれるヨウ素について
(http://iromizu.com/KI_NaI_IODINE.html クリック レ)
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従って正しく作成していますので、IEの表示機能のバグと考えています。
この現象の原因について、そのように記載している記事も多く見られます。
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